伝えたい言葉なんてない

昔詠んだ歌、今詠む歌

颱風

 

笠遣ろか 問ふ地蔵にも 足はなし それより吾子をと 親燕は云ひ

颱風が来るから傘をと 呼びかける 夫(つま)無き軽さで 出勤の朝

ここいらじゃ「蛇抜け(じゃぬけ)」と呼ぶと その人は 土石流の村 振り返り居り

 

※例によって返歌・追詠