伝えたい言葉なんてない

昔詠んだ歌、今詠む歌

月と線香花火

 

わたくしが 帰れる月は 満ちもせず 欠けるばかりの 三日月の端

三日月の 端っこに座り ぶらぶらし 脱げたサンダル あなたに当たれ

線香の 火花の球が落ちるのに 気づかないほど あなたを見てる

ジュッという 音と一緒に 我が恋も 消してしまえよ バケツの中で

 

☆ドロさんの歌へのトラックバック返歌