留守番の猫の欠伸に歳暮るる
ふるさとの 訛りかと思い 振り向いた 画面の中に フランス語聴く 一体の 亡骸の上に 降り積もる 報じきれない かなしみの数 新米を 美味いと思う その朝に 閉ざす命を知らぬ無惨さ 通り過ぐ 社(やしろ)の前で手を合わせ つい口に出た 南無阿弥陀仏 友から…
ケロイドごと老いる被爆者たちの背の皮膚
もう大出血はしないとわかっていて剥くカサブタの快楽
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